ティンガティンガについて /tingatinga
ティンガティンガアート
1960年末、タンザニアの首都ダルエスサラーム郊外にて誕生した独特の絵画スタイル。建築の際に余ったベニヤ板やペンキを使って絵を描いたのが始まりと言われている。
動物や精霊、人々のくらしの様子などを大胆かつアフリカらしい鮮やかな色遣いで描かれているのが特徴。創始者であるエドワード・S・ティンガティンガ(1937~1972)の名をとって、
「ティンガティンガアート」と呼ばれている。
彼の死後、弟子たちがその画法を忠実に受け継ぎ、現在では数百名ほどのペインターがタンザニア各地で活躍している。現在では絵のモチーフもバラエティに富み、素材もキャンバスなど変化している。
現在東アフリカを代表するモダンアートとして、特にヨーロッパを中心に高い評価を得ている。
タンザニア・ダルエスサラームのムササニ半島にある通称ティンガティンガ村では、
数百名近くのティンガティンガぺインターが集まり、日々制作に励んでいる。マイケル・レヘムも長年この場所で修業し、画家としての経験を積み腕を磨いた場所である。
ジミー大西氏もこの場所へ画家修業に来たことで日本でも話題となった。
熱い日差しでペンキを乾かし乾かし・・・ゆっくりと色を重ねて描き上げます
灼熱の日差しに、鮮やかな色彩がよく映えます